地域とともに歩む施設づくり… こッからCOLOR 社会福祉法人こぶしの会

こぶし通信 44号 2017年9月発行

2017/09/01 こぶし通信

(社福)こぶしの会15周年を迎えて

社会福祉法人こぶしの会 理事長 藤井正紀

 今年(平成29年)は、社会福祉法人こぶしの会がこッからを開所して15周年を迎えることになり、記念旅行(有志)、植樹会、記念レセプションなどの行事を予定しています
法人の設立については、2001年9月に国からの認可が下り、10月8日に社会福祉法こぶしの会を設立しました。理事には、地域関係者、学識経験者、社会福祉関係者ら7名を選出し、桑山大祐(故人)氏を理事長、藤井正紀を施設長に選びスタートしました。
ちなみにこの年の奈良県での障害者関係の社福法人は3か所が認可され、以前は1年に1カ所がやっとの状況から大きく飛躍した年でした。
(社福)こぶしの会の大きな仕事は、通所授産施設「コミュニティワークこッから」を建設することで、次の年の2002年4月1日に開所し、同4月21日に開所記念式典(130人参加)を行いました。その当時は、法人認可には、法人が土地を所有することが条件で、土地があれば、建物等の費用は国と県が4分の3を補助する仕組みになっていましたので、こッからの土地費用の約5,000万円の資金集めに奔走したものです。それまでも、土地探しにはいろいろ苦労しましたが、「この土地は良い顔をしている」と、言ってくれた莫設計会社社長の一言に勇気をもらい決断したものです。
その当時から、施設といえば、山間の人里離れた場所にひっそりと建てられていたので、こッからは県道に面しており、西南に葛城山と二上山を、西側に生駒山を展望できる見晴らしの良い場所で、こぶしの会の発展を約束するのにふさわしい場所でした。

こぶしの会の命名についても、由来を披露しておきます。
(社福)法人こぶしの会は15周年ですが、「こぶしの会」という名前は、1989年4月にさかのぼり、「共同作業所後援会こぶしの会」という名前で作業所の後援会組織でした。したがって「こぶしの会」という名前の使用は今年で28年目を迎えることになります。
この名前の命名者は前理事長の桑山大祐氏でした。

桑山氏によると、<こぶしの花は、3月中旬ごろから花をつけ桜より一足早く春を告げる花で、白く無垢で清楚な花>であり、<障害者に一番早く春を>との思いにぴったりだとの事でした。
その後こぶしの会は、法人を代表する言葉として大事に、大事に使ってきました。
花ことばは<友情><歓迎><信頼>であり、これもわが法人にはぴったりだと思っています。
こぶしの会では、秋ごろにはこッからの施設内に「こぶしの木」を植樹する予定しています。
また15周年記念を契機に、新たな事業(グループホームなど)を計画していますが、これらの新しい施設にもこぶしの木を植え、「障害者の春」をみんなで迎えたいと思っています。

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