地域とともに歩む施設づくり… こッからCOLOR 社会福祉法人こぶしの会

こぶし通信 50号 2020年3月発行

2020/04/06 こぶし通信

こッから成人式に参加して思ったこと
今こそ、支えあうことを大切に

社会福祉法人こぶしの会 理事長 坂下伸一

 「今日は成人式をしてくださってありがとうございます。
僕は東市小学校を卒業して都南中を卒業し奈良東養護学校を卒業して、こッからでお仕事をしています。
はじめはちょっと緊張してわからない事や、難しい事がありましたが、今はちょっとずつ覚えることができました。
とうふの販売にもなれてくる事ができました。
最初の販売に行った時は計算が難しかったり、わからないことがあったけど、今は楽勝です。
 僕の誕生日は1月16日です。20才になったら休まない、あわてない、声を4にする、疲れずボチボチといろいろ覚えていくことを頑張ります。
僕はたまにしんどい事があるけど、みんなに支えてもらってうれしく思います。
これからもよろしくお願いします。」
 この文は、1月14日に行われたこッから成人式で、Nさんが、参加しているみんなの前で話した言葉です。
 成人式は、仲間自治会が中心になりプログラムを考えてくれました。Nさんが生まれてから今日までの写真がスライドで映し出されたり、仲間・家族会の高橋会長・母校の先生などからのことば等があり、手づくりのとても心が温まる会になりました。(成人式の報告は8ページにあります)
 さて、この成人式に参加して、私の印象に残ったことは、Nさんのことば、仲間、来賓のことば、どれもが「多くの人に支えられて成長したこと」「これからもまわりに支えてくれる仲間がいることを忘れないで」等、まわりの仲間・人と一緒に成長し、歩んでいくことを大切にして欲しいということを語っていたということです。
人間と他の動物との違いは、周りの人とコミュニケーションをとり、支えあいながら社会を形成していくことにあるといわれています。
他の動物でも助け合う場合があるといわれていますが、本能的なもの、命を守るということに限定されています。
人間のようにお互いの成長を支えあい、社会を形成していくような関係はありません。
 しかし、現在の日本の社会では、そうした支えあうという関係が弱まり、何でもが個人の責任という考え方が強くなり、「今だけ、カネだけ、自分だけ」という風潮が幅を利かせているように思えてなりません。
障害のある人をはじめ、弱い立場にある人にとっては、本当に生きづらい社会だと言えます。ですから、こッからの成人式で西野さんを含め、みんなが語ったことは、人間として当たり前のことなのですが、今こそ大切にされなければならないのだと、強く思いました。
 新規事業のグループホーム建築工事が1月中旬から始まりました。8月には完成し、9月から入居できる予定です。この新規事業も後援会のみなさんをはじめこぶしの会を取巻く多くの人たちの支えがあったからこそ実現にこぎ着けたのだといえます。引き続きこぶしの会を支えてくださることをお願いします。

令和2年(2020年)3月

「こぶし通信」の詳細は下記のPDFファイルをクリック

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